じゃがいもの作り方を記録しておきます。
目次
1.芽出しをする(2月4日)
ジャガイモの芽だしをします。
関東では梅雨の前までに収穫するのがベストなので、逆算して準備をします。
2月になると、ホームセンターなどでジャガイモの種芋を売り始めるので、それを購入し、種芋を植える前に芽だしをさせます。収穫時期を早め、収穫量をアップさせるのが狙いです。
今年は「とうや」と「男爵」を買いました。
↑ジャガイモの臍の部分を下にして並べ、日光にあてます。
2月だと、急な寒さや霜の可能性があるので、影響のないよう部屋がよいです。5度〜20度が良いとされています。
↑網目のカゴがとても便利で、底が平らだと転がってしまうのですが、網目に芋がハマるので転がらなくて良いです。
大体、2週間くらい、日光に当てて芽だしさせて、芽が5ミリくらい出始めたら、植えます。3月上旬に植えるイメージです。それまでに畑の準備はしておきます。
2.土の準備(2月下旬)
3.芽が出たじゃがいも(種芋)をカットする
ジャガイモの芽が出てきました。
↑とうや
↑男爵
3月に入ってきたので、そろそろ種芋の植え付けです。梅雨に入る前に収穫します。
逆算して、6月中旬が梅雨なので、その3カ月くらい前に植え付けるということになります。
種芋は、だいたい60g〜40gで植え付けます。
それより大きいものは、半分に切って、切り口を乾燥させます。
↓こんな感じ
小さいものは、切らずにそのまま植え付けて大丈夫です。
通常は切り口を2〜3日乾燥させてから植え付けるようですが、
今回は2時間程度畑でほうっておいて、表面が乾燥したのを確認して植え付けました。
乾燥させて植えないと腐ってしまいますので、乾いてから植えます。
↑切り口にこの灰をつけると腐らないらしいのですが、やったことはありません。ジャガイモだけのために買うなら買わなくてもいいかなーと思います。
4.芽が出たじゃがいも(種芋)をカットしたものを植え付ける
植え付け方は、2種類
植え付け方は、2種類あります。切り口を上にする方法と下にする方法です。
切り口を上にして植えると、芽は下を向いているので、苦労をして上に芽を出してきます。その分、強い芽で強い茎になります。
切り口を下にして植えるとすんなり上に芽を伸ばしますので、早くたくさん芽が伸びてきます。
間引くのが大変な人は、切り口を上にすると、弱い芽は淘汰されるので、間引く量もほとんどなく、管理が楽です。
今回は、切り口を下にして、間引く量が多い方にしています。
理由は、2つ。
1つ目は、最終的に3本〜4本の茎にしますが、途中で間引くことで、一気に栄養が太い茎に流れて成長がいいこと。
2つ目に、間引いた茎を他のところに植えとくと、芋が数個できます。収穫量を上げるために、間引いたものからも芋を回収していきます。
植え付け時の土の掘り方
このように溝を掘ってここに植えていきます。溝の深さは10cmで、種芋は30cm間隔で植えていきます。収穫量をあげたいので、1列ではなく2列にして交互に植えています。
※黒マルチをすると、土の温度をあげたり、雑草がでないなどありますが、最大のメリットは、土寄せしなくてもいいということです。ただ、ビニールの下から芽が出てくるので、芽がでたら、ビニールを破いて芽を出す作業が発生します。
【とうや】
↑収穫量に違いが出るか、実験です。
向かって左は、切り口を下に。芽は上に。
右は、切り口を上に。芽は下に。
芽を下にすると上に芽を出すために、頑張らないといけません。
【男爵】
↑こちらは男爵です。
こちらは、向かって左は切り口を上に。芽は下に。
右は切り口を下に。芽は上にしました。
↑そして、芋の間に肥料。鶏糞、牛糞をまきます(移植ごて一杯分)
そして、土を被せたら終わりです。
切り口が上と下。
どっちが収穫量が良いか、楽しみです。